本日天気晴朗ナレドモ波高シ
釣レナイトノ情報ニ接スルモ 単艦ニテ直チニ出撃 何カシラ釣ラントス
本日天気晴朗ナレドモ波高シ
福岡から会社の釣り仲間が乗りに来たもので。
何かしら釣れれば良いかなと淡い期待を込めて。
ただ、波高1メートルってのが気になる。
港に来てみても、やはり微妙な波と風。とりあえず出航。
しかし、やはり荒れておる。まぁ危険ってほどではないが。
ノロノロと沖へ。
GPSは使えるが、魚探のトランスデューサーの取付場所が悪くて映らん。
引っ剥がして映るとこへ移動したが、船を走らすと舟底の気泡のせいか映らん。
やれやれ。
島の風裏になるとこは穏やか。
魚探には何も映らん。
かなりの数のプレジャーと漁船がいるが、アンカリングしてのアジ釣り?のよう。
タイラバ&テンヤを落としてみる。
先輩に教えてもらったエリアを回るも、何もなし。
お触りもなし。
てか、わしゃ操船で一杯。揺れるもんでカディのパネルで頭は打ちまくり。
アイドリングで後進ギア入れたら良い具合なんだが、ケツから波が打ち込む。
シーアンカーもこんだけの波と風だと意味なさそう。
シーアンカーは釣りの場合、無風で潮が流れてりゃ良いんだけどね。船首を立てて安定させるんじゃなくて潮と同調させてナンボですから。
昼前にようやく、ウッカリさんが1匹。
午後になると風がさらに増して。
あんだけいた船が全て消えた。
さて、と。
「殿!帰りますぞ!」
ここで初めてならではのコースミス。
最短距離を走ろうと海峡の三角波エリアに突入…。
潮と風と地形で。
右から左から大波っすわ。
前からならまだ良いが、まったくパターン分からん。
船ごと持ち上げられたり、ドスンと落ちたり。真上から波かぶって視界ゼロ…。
そういや昔、シーニンフ12Kで海に出てた時も突堤の先端あたりの異常波で死にそうになったのぅ…。
船首の後輩は、エヴァのリリスみたいに張り付けにされておる。すまんのぅ。
ヨタヨタと帰港。
やはり、荒れてたらチンはしなくても釣りにはならん。
ふぅ……………………。
波高50センチの時だけにしようと心に決めた吉宗であった。
まぁ、いろいろと分かったこともあったし。
シーズン入ってからは大丈夫でしょう。